最後から二番目のブログ

尺八と、麻雀と、コーヒーと。

いい音を出すためのポイント

こんばんは。竹内燿山です。

今回は、私が考えるいい音を出すためのポイントをご紹介します。
ポイントは3つあります。

  1. 口の中の形

  2. 唇の形

  3. 呼吸法

1.口の中の形

音を出しているときの口内は、なるべくスペースを広く取ると良いです。
イメージとしては、あくびを無理やり我慢しているような感じです。唇は塞がっているのに、口の中は大きく開こうとしている…という感じでしょうか。オペラ歌手なんて、大きな口をあけて歌っていますよね。あの状態から唇だけ閉じたイメージです。
口の中にピンポン球が入っている状態のイメージも近いかもしれません。

2.唇の形

唇は無理やり横に引っ張ったり、逆にオチョボ口になってはいけません。
なるべくリラックスして、唇に柔軟性を持たせるのがポイントです。
唇の内側(歯に近い、ウェットな部分)から息を出すようなイメージです。
口笛を吹く唇の形から、両端を微笑む程度に横に広げた形が理想です。
プロ奏者の方の唇の形と、自分の吹奏時の唇の形をしっかり見比べて、理想の形のイメージを膨らませてください。

3.呼吸法

腹式呼吸が基本です。
尺八というと、「フーッ」っと、まるでロウソクの火をいっぺんに消すように思いっきり吹き込むイメージを持たれる方が多いのですが、むしろその逆で、か細い息を長く出し続けるようなイメージを持ってください。安定したスピードで息を出し続けるには、下腹部が膨らんだ状態を維持したまま少しずつ口に息を供給する必要があります。そのための腹式呼吸なのです。
少量の息でも、唇の形で息の出口をコントロールし、尺八の歌口に息を効率的に当てることができれば、十分大きく綺麗な音が出せますのでご心配なく。

以上です。
基本的な事項ばかりですが、ここを疎かにすると尺八らしいいい音が出ず、表現力の無い力ない音になってしまいます。大事にしてください。